先日、電力会社からスマートメーター設置の案内が届きました。スマートメーターとは、電気の使用量を30分ごとに計測できる電力メーター。遠隔での検針が可能な通信機器を備えています。
どちらも電気の使用状況が見える…その違いは?
九州電力では、2017年3月からスマートメーターの設置を開始、2022年末までに完了する予定とのことです。スマートメーターを導入することによって、家庭内でどれくらい電力を消費したか、リアルタイムで確認することができます。いわゆる「電気の見える化」。
ZEHの話題を語る際でてくるワード、HEMS(Home Energy Management System)。このHEMSも特徴として「電気の見える化」を謳っています。
では、スマートメーターとHEMS、謳い文句が同じ「電気の見える化」ですが、どこが違うのでしょうか?
ざっくりいうと、スマートメーターが各家庭・地域の電力使用量を電力会社に伝える電力量計なのに対し、HEMSは家庭内における電力を節約・最適化する管理システム。
似たような位置づけで表現される、スマートメーターとHEMS。ですが、「電力使用量を外部に伝える役割」と「家庭内の電力を管理する役割」、大きな違いがあります。この2つの役割を理解して上手に組み合わせことで、より有効な省エネ対策ができるようになるかもしれません。
via:enepi
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