高断熱高気密住宅と健康

ZEHのキーワードのひとつとして挙げられるのが「断熱」。断熱性を上げて、エネルギーのロスを少なくすることが省エネに繋がります。また、断熱性を高めることが省エネだけではなく、健康に繋がるとも言われています。

気管支喘息・アトピー性皮膚炎が改善することも

住宅の断熱・気密・防露に関する研究に携わる、近畿大学の岩前篤教授によると、断熱性、気密性の高い住宅に引っ越してから健康状態が改善する方が多いとのこと。

気管支喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの15の諸症状を持っている方の大半の症状が、高断熱高気密住宅に引っ越してから改善するとの調査結果が出ています。

断熱性、気密性を高めることで、室内を一定温度・湿度に保つことができる、これが健康状態改善の要因のようです。

例えば、アトピー性皮膚炎の方は、衣類から受けるストレスに弱い傾向があるので、寒い時期、服の重ね着をしなくてもいいのは大きなメリットであると考えられます。

これから気になるカビ対策にも

また、鹿児島にももうすぐ訪れる梅雨(九州南部の梅雨入りは平年、5月31日頃と言われています)は湿気が多くなります。湿気が多いとどうしても気になるカビ。

カビが原因で発生するアレルギー症状(喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症)もあります。

室内温度・湿度を保つとともに換気をすれば、浴室など水まわりのカビを防ぐことができます。ということは、カビが原因のアレルギー症状も防ぐことができるということ。

高断熱高気密の家が家族の健康を守る…そういう一面があることを覚えておくと、新しく家を建てる時の参考になるかもしれません。

via:断熱住宅.com