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たまるログ

外構

スタッフブログ

本日は、外構プランを2件分検討していました。

 

外構プランを考える際、デザインはもちろんですが、いくつか気をつけることがあります。

 

1.エアコン室外機

まず、何の上に室外機をのせるか、が重要です。生コンの上なのか、砂利の上なのか、土の上なのか、芝の上なのか、ということです。一番厄介なのが、生コンです。外構工事をお住まいになった後にされる方も最近は少なくないのですが、とすると、お住まいになる以上、エアコンは先に入れます。そして、そろそろ外構工事をするか、となったときに、室外機の箇所に生コンを打とうとしても、不可能ではないですが、特に狭小地では、かなり困難なことに気づくと思います。また、室外機が邪魔でウッドデッキやタイルデッキを作れない場合も出てくるでしょう。いずれも、外構を優先するのであれば、再度エアコン屋さんを手配しなければなりません。

 

2.エコキュート

最近はほとんどオール電化の住宅なので、エコキュートを備え付けるかと思うのですが、エコキュートは入ればいいというものではなく、熱を帯びる&メンテナンススペース確保のため、一定程度スペースを確保しなければなりません。これはエアコンの室外機も同じですが、狭小地では要注意です。また、スペースを確保するのみならず、備え付ける際の進入路の確保も必要です。建物の完了検査時にはエコキュートを備え付けておかなければならない以上、外構工事の前に土台は作られるので、エアコンのように「何の上にのせるか」問題は発生しませんが、いざ運ぶ際に、無計画だと大変なことになります。エコキュートはそんなに軽いものではありません(;^_^A

 

3.屋外給排水配管

雨水桝が花壇のど真ん中にきている、とか水栓柱の真下にきている(受けが緩衝する)とかはよくある話です。また、カーポートを後から立てることになった際、脚部分の真下に配管が通っていたので、水道屋さんに配管をずらしてもらった、といったこともあります。

 

4.カーポート

先ほどの配管とも関係があるのですが、カーポートをつくるのであれば、土間のコンクリート工事よりも前につくるのが最善です。土間のコンクリートを打った後からだと、脚を入れるために、コア抜きといって、コンクリートをはつる工事がでてきて、コストがかかるうえ、生コンに跡が残るからです。生コン後、カーポートをつけることになり、配管が緩衝していたので、配管をやり変えた、といった先ほどの事例では、必然的に生コンに跡がついています。また、年度末などは特に多いのですが、商品発注にも時間がかかるし、職人手配にも時間がかかるので、計画が遅れると、居住後にカーポート取り付け→生コン工事となり、場合によっては、その間、駐車場に車を置けないため、田舎や近くにコインパーキングがあればまだいいですが、そうでなければ、大変な思いをすることにもなりかねません。

 

5.エクステリア照明

土間コンクリートを打つ箇所を通過してエクステリア照明をつけたい、とか玄関から離れた位置に門柱を配置し、そこにインターホンとつけたい、とかいうご希望があられるのであれば、場合によっては基礎工事前に配線を地中に這わせておかないと、後から配線がむき出しになってしまい、せっかくの見た目が台無しになることがあります。

 

このほかにもシロアリ対策など、いろいろあるのですが、早めの計画が大事です。現場ができ上がらないと、できないことも確かにあることはあるのですが。。。

 

ご心配の際は、ご相談ください( `・∀・´)

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