先日、デンソーが販売を開始した「V2H-充放電器」。電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)向けの双方向給電装置です。V2H-充放電器は、EVやPHVに電気を充電するだけでなく、車に貯めた電気を家で活用するため製品とのことです。
V2Hとは
V2Hは、Vehicle to Homeの略。「車(Vehicle)から家(Home)へ」を意味する言葉で、電気自動車を充電するだけでなく、貯めた電気をおうちで使えるしくみです。
V2Hを活用することで、電気料金の安い夜間に車に充電した電気を昼間に使えたり、停電時も車に貯めた電気をおうちで使用できるので、より安心した暮らしが実現できそうです。また、太陽光発電システムやHEMSとの連携もできるので、賢く電気のマネジメントができるでしょう。
ちなみに、V2H-充放電器に現在対応可能な車種は、2019年5月9日に販売開始したトヨタの新型プリウスPHVや、日産のLEAF、e-NV200、三菱のi-MiEV、アウトランダーPHEVなどとのこと。
EVやPHVの普及とともに、注目度が上がると思われる 「V2H」。車と家との新しい関係が徐々に広がりをみせるかもしれません。
via:デンソー