こんにちは🏠✨
ブログ担当のむろたです!
今回は『断熱』についてのお話です。
家の耐震性と同じくらい大切なのが家の断熱性です。
と言いますのも、大地震での犠牲者の数と比較した際に、実はヒートショックにより亡くなられたかたの方が多いということがわかっています。
その数はなんと年間約1.7万人。
ヒートショックって何?
急激な温度の変化が人体に与えるショックのことを指します。特に高齢者にとって大きな健康リスクとなることがあります。例えば、寒い場所から急に暖かいお風呂に入るときや、暖かい部屋から寒い外に出るときなどがこれに当てはまります。
急激な温度変化により、血圧の急激な上昇や下降が引き起こされ、心臓や血管に大きな負担がかかります。これが原因で、心筋梗塞や脳卒中などの深刻な健康問題が発生することがあります。
ヒートショックを予防するためには、以下の対策が有効です:
- 入浴前に浴室を暖める。
- 部屋からお風呂場へ行く際に、できるだけ温度差を少なくする。
- 湯温を適切に保つ。
- 血圧の変化を避けるために、急に熱い湯に入らず、徐々に体を温める。
特に寒い季節には十分な注意が必要です。
甚大な被害を及ぼした東日本大震災での犠牲者の人数は約15,900人ですが、それを少し超える人数が毎年ヒートショックにより、亡くなっているんです。
また、交通事故でお亡くなりになられた方の数と比較しても約7倍多いというデータもございます。
いつもご家族が出かけられる際に、「気を付けてね」と伝えませんか?
家の外での事件や事故に気を付けてね、という意図でお伝えされているかとは思いますが、実は、家の中に残った家族に対して「気を付けてね」と伝える方が正しいんです。
本来お客様の命を守るための住宅にもかかわらず、家の中で亡くなっている方がこれだけ多いので、私たちは家の中の温度差でお亡くなりになられる方々も減らしたいと日々家づくりをしています。
日本の住宅には、国土交通省が制定した「品確法」において、断熱性能の基準が設けられていますが、先ほどご説明させていただきました「耐震等級」と違い、この基準以上じゃないと建築してはいけない、という基準ではありませんでした。
これまでは、無断熱である断熱等級1から、「省エネだと評価されていた等級4」の中からお客様に選択いただくといった基準でした。
しかし、2022年の4月から等級5、そして10月から等級6.7が新たに新設され、2025年には、今まで最高等級だった断熱等級4の基準が、全ての新築住宅の最低基準となり、さらに2030年には、省エネ基準が断熱等級5に引き上げられます。
現在の断熱基準に置き換えると、弊社の標準仕様の基準は、ZEH水準の「断熱等級5」になります。
田丸ハウスでは近い将来、省エネ基準以下になってしまう家ではなく、未来の省エネ基準である断熱等級5、いわゆるZEHという基準を最低基準として、おうちづくりをさせていただいております。
次回は『ZEH』とは?
をお届けいたします(^^)/
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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