ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を新しく家を建てる方が導入しやすいように、国は2012年から補助金を出しています。今年は、要件を満たす住宅に、一戸あたり定額75万円の補助金が交付されました。
経済産業省は2020年までに新築戸建住宅の過半数で、ZEHを実現することを目標としています。
「創るエネルギーと使うエネルギーの収支が正味0、または、創るエネルギーの方が上回る住宅」、簡単に言えば、「エネルギーの自給自足ができる家」…ZEH。2018年も継続して、補助金が交付される予定です。
2018年度のZEH補助金制度
対象となる工事の条件は、①戸建住宅における新築・改修、②低炭素素材、再生可能エネルギー熱を導入、③分譲集合住宅・賃貸集合住宅(一定規模以下)の新築・改修の3つのパターンです。
ZEHの補助金交付要件を満たす住宅の場合、今年から5万円減額されますが、一戸あたり定額70万円交付されます。
対象工事要件の②低炭素素材、再生可能エネルギー熱を導入の場合、+20万円を上限として、合計90万円が補助金の上限です。
補助金がいつまで出るのかというと…①の一戸建て住宅の場合は、2018年度〜2019年度、② ③に関しては、2018年度〜2022年度となっています。
ZEHにすると、坪数や搭載機器などによって価格は変わりますが、普通の住宅より初期費用が約250〜300万円かかると言われています。
家を建て替えようか迷っているご家族は、来年再来年まで補助金が出る予定なので、メリットとデメリット、エネルギー収支などを鑑みて検討してみるのもいいかもしれませんね。
via:My home news
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