本日は、カリモク家具の鹿児島ショールームにて、タマルハウスのお客様を対象とする、家具のメンテナンスセミナーが開催されました。
カリモク家具といえば、本物の木、本物の革という素材を使用し、使いやすさ、手作りにこだわった家具を提供する家具メーカーさんだけに、「壊れたら、汚れたら買い替える」ではなく、「いいものを永く使用する」が基本なので、メンテナンスは非常に重要なのです。
セミナーでは、はじめて知ったことがたくさんあったのですが、全部あげるのは大変なので、その中の1つをご案内します。
みなさんは、木造住宅の躯体に使用される木材は、すべて同じ材質であることをご存知ですか!?
恥ずかしながら、私ははじめて知ったのですが、すべて「針葉樹」だということです。
針葉樹といえば、スギやマツが代表的で、まっすぐ上に伸びる木、というようなイメージが一般的だと思いますが、木の中では、やわらかい素材で、床などに使用されると、中に空気層をたくさん含んでいるのであったかい、反面、傷がつきやすいという性質があります。
そのような性質が故に、建物の躯体に針葉樹を使用すれば、揺れが起こった時でも、反ることで柔軟に力を逃がすことができ、倒壊などの危険を回避できるのだそうです。仮に、広葉樹を使用すれば、硬いため、反ったりせず、揺れが起こった時などは、折れてしまうそうです。
なるほど・・・
一方で、家具に関しては、安定したほうがいいので、針葉樹は使わず、硬い広葉樹を使うのだそうです。
普段意識せず、住宅をつくり、家具を提案していたのですが、基本がわかっていなかった・・・
そのほかにも、木の製品や革製品のメンテナンスの考え方や方法を基本から説明していただき、非常に勉強になりました。
セミナーを終えてからショールームの家具を見ると、ただでさえいいものが、余計によくみえました(*´∀`*)
カリモクさんも、またやりたいですね!とおっしゃっていただきましたので、何か興味を持ってもらえるコラボ企画をまた考えたいと思います。