『ZEH』の判断基準として、4つの定義が設けられていますが、そのひとつに強化外皮基準というものがあります。強化外皮基準とは、外皮(熱的境界にある外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなど)の断熱性能の基準のことです。
『ZEH』基準のUA値、鹿児島は0.6
「どれくらい熱量が家の外に逃げやすいかを表す数値」である外皮平均熱貫流率(UA値)。
各地域ごとに値がさだめられていて、鹿児島は、「省エネ基準」では0.87であるのに対し、「『ZEH』基準」では0.6に設定されています。
値が低ければ低いほど、熱が逃げにくくなる = 断熱性能が高いことになります。
省エネ基準よりワンランク上の外皮性能を達成しなければ、『ZEH』とはいえません。
エネルギーを極力必要としない住宅を目指すために「強化外皮基準」はあるのです。
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