断熱や高効率な省エネ設備を備え、太陽光発電などの再生可能エネルギー等により年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスになる『ZEH』。国は、2020年までにハウスメーカーなどが新築する注文住宅の50%以上で、また、2030年までに新築住宅の平均で『ZEH』の実現を目指しています。
この『ZEH』より、さらに高いエコ品質が求められているのがLCCM住宅です。
LCCM住宅とは
LCCMは、Life Cycle Carbon Minus(ライフサイクルカーボンマイナス)の頭文字をとっています。LCCM住宅とは、建設時・運用時・廃棄時においてできるだけの省CO2に取り組み、さらに再生可能エネルギーの創出により、ライフサイクル全体でCO2収支をマイナスにする住宅です。
『ZEH』とLCCM住宅の違いは
一般住宅より一次エネルギー消費量を20%削減すること、太陽光発電など再生可能エネルギーの設備を設置するところまでは、『ZEH』もLCCM住宅も違いはありません。違ってくるのは、建設時・運用時・廃棄時における一次エネルギー消費量も再生可能エネルギーなどの創エネでまかなうというところ。
次世代により良い環境を残していくために、『ZEH』の先にはLCCM住宅がある、ということを頭の片隅に置いておいてくださいね。
via:ゼロエネルギー住宅.jp
via:My home news