スタッフブログでもよくお知らせしております、「地鎮祭」や「上棟式」。
今日は少しだけ詳しく、それぞれの祀りごとについて書いてみます。
「地鎮祭」(じちんさい・とこしずめのまつり)
◎工事の安全と無事完成をお祈りする儀式
建物を建てる前に、その土地を守っている氏神様から土地を利用する許可を得ることで
建築工事中の安全や建物の無事完成を祈祷する儀式です。
「上棟式」
棟上げまで工事が終わったことに感謝し、残っている工事の安全や、建築後の家内安全を
祈願する儀式です。
なるべく縁起を担いで「吉日」に行うようにしましょう。
吉日は「建築吉日」というものがあり、一般的な「大安吉日」と少し違います。
まつりごとの日程は、施主さまと私たちスタッフで相談しながら決めさせて頂いてます。
最近は若い方や、またマンションにお住いの方でも神棚をお祀りする方が増えているようです。
夏休みも近いですので、子供さんの自由研究に「地鎮祭」や「上棟式」、自分の住んでいる所の
氏神様について調べてみるのも良いですね。
余談ですが、私の息子が大学進学で京都に引っ越した時の話を少しだけ。
京都での住まいが決まった後、その土地の神社にお参りして、これからの息子の健康と安全を
氏神様に祈願して、お札を頂きました。
部屋への引っ越し時の日には、荷物を入れる前にお札と塩・米・お酒をお供えしてから、これからの
新地での生活を始めました。
ちょっとした事ですが、いつも通りの日々が送れることに感謝しながら、頑張っていきましょう。