11月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。

 

こう寒くなると、鍋を囲みたくなる結城です。

 

 

さて、話変わって

ちいちゃんのかげおくりって知ってますか？

 

小学校の頃、国語の授業でならいましたよね。

 

 

こんなかんじです。

 

 

出征の前日、お父さんとお母さんとお兄ちゃんとちいちゃんは

先祖の墓参りに行きました。

その帰り道、青い空を見上げたお父さんが

「かげおくりが出来そうな空だな」と言いました。

「かげおくり？」

お兄ちゃんとちいちゃんは聞き返しました。

「十、数える間、かげぼうしをじっと見つめるのさ。

十、と言ったら、空を見上げる。

すると、かげぼうしがそっくり空にうつって見える。」

とお父さんは説明しました。

「みんなでやってみましょうよ。」

お母さんが横から言いました。

ちいちゃんとお兄ちゃんを中にして4人は手をつなぎました。

そして、みんなでかげぼうしに目を落としました。

「まばたきしちゃ、だめよ。

お母さんが注意しました。

「まばたきしないよ。」

ちいちゃんとお兄ちゃんは約束しました。

「ひとうつ、ふたあつ、みいっつ」

お父さんが数え始めました。

「ようっつ、いつうつ、むうっつ」

お母さんの声も重なりました。

「ななあつ、やあっつ、ここのうつ」

ちいちゃんとお兄ちゃんも、数え始めました。

「とお。」

目の動きと一緒に、白い四つのかげぼうしが、すうっと空に上がりました。

「すごうい。」

ちいちゃんとお兄ちゃんは言いました。

「今日の記念写真だなあ。」

次の日、お父さんはしろいたすきを肩からななめにかけ、

日の丸のはたに送られて、列車に乗りました。

 

 

 

まだ途中ですが、かげおくりの内容は分かったかと思います。

 

戦争のお話だったんですね。

 

 

小さい頃はかげおくりの印象が強くて
話の内容をしっかり理解していなかったような気がします。

 

 

 

ちょっとしみじみとしちゃいましたね。

 

 

なんでちいちゃんのかげおくりについての内容なのかというと、今日の天気がかげおくりをするのにぴったりな天気だったからです‼︎

 

 

清和の分譲地に待機しているということもあり、かげおくりしてみました！笑

 

かげぼうしを10秒間まばたきをせずに見て、

 

10秒経ったら空を見上げる。