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たまるログ

家造りへの不安

スタッフブログ

お客様に家造りのお困り事や、不安はないですかとお伺いすると

多くの方はこの2つをあげられます。

1つは住宅ローンについて

2つ目は土地の選び方について

今回は住宅ローンについて少し書いていきます。

資金面に関する不安を解消するためには「リスクにもきちんと目を向ける」「地に足の着いた返済計画を立てる」といった2つのポイントが重要です。

住宅ローンを組むときには、長期的な返済になることを前提として、以下のようなポイントに目を向けることが大切です。

ポイント

  • 収入状況の変化
  • 維持費と税金の支払い
  • 災害リスク

まず考えておきたいのは、転職や失業、病気などによる収入状況の変化です。返済期間中には、仕事の状況の変化によって、融資を受けたときよりも収入が減少してしまう可能性もあります。

そのうえで、特に気をつけておきたいのが「ボーナス併用返済の利用」です。住宅ローンは通常の収入に加えてボーナスを利用した返済も可能であり、借入額の増額ができます。

ただ、収入が落ち込んでしまうことを想定すると、なるべくボーナスには手をつけずに残しておけると安心です。また、大きな病気などのリスクを想定して、住宅ローン利用時には団体信用生命保険の仕組みもチェックしておきましょう。

団体信用生命保険、通称「団信」は、住宅ローンの返済中に不測の事態が起きた場合、本人に代わり、住宅ローンの残高に相当する保険金を弁済してくれる制度です。

保障を受けられる条件には、死亡のほか、視力や言語、四肢の機能を永久に失った高度障がいといったものが挙げられます。

契約者の支払い能力が失われても、ローンの支払いが保証されるといった役割があるため、住宅ローンを契約する際に加入が義務付けられているケースも多いです。

もう1点は、税金やメンテナンスコストの想定です。持ち家を取得してからは、さまざまな税金や維持費などのコストがかかるため、毎月返済額を家賃と同程度に設定すると、返済が苦しくなってしまう場合があるので注意が必要です。

災害リスクについては、ハザードマップなどであらかじめ想定される危険性を確かめたうえで、万が一に備えた保険の仕組みもチェックしておきましょう。

無理のない返済計画を立てるためには、上記のリスクに目を向けるとともに、以下の3点を意識しておきましょう。

ポイント

  • 自己資金率に目を向ける
  • ライフスタイルの変化を想定する
  • 毎月の返済額はゆとりのある設定にする

住宅の購入資金は、諸費用などを現金で支払えれば、頭金なしのフルローンで賄うことも可能です。しかし、フルローンでは借入額が増えてしまうため、審査が厳しくなったり、返済のハードルが高くなったりするデメリットがあります。

頭金を入れれば、利息負担分が少なくなるため、当然ながら総支払額も抑えられます。また、一定割合以上の頭金があれば利率が下がる住宅ローンもあるので、多くの場合で「1~2割程度の自己資金」が用意されています。

そのうえで、返済額を設定するときには、ライフスタイルの変化を想定しておきましょう。たとえば、子どもの進学や両親の介護など、家族の状況によって支出が増える場面もあります。

そのため、毎月返済額を高く設定すると、借入時には返済が行えたとしても、途中で苦しくなってしまうケースが考えられるのです。

借入額を決めるときには「返済負担率」に目を向けてみましょう。返済負担率とは、「年収に対する年間返済額の割合」のことであり、一般的に無理のない比率は25%以内とされています。

そこで、まずは毎月返済額を「年収の48分の1」に設定して、そこから借りられる上限額をシミュレーションしてみましょう。そのうえで、同じ毎月返済額を設定するのであれば、返済期間を長くとるほうが借入額を増やせます。

ただ、返済期間が長ければ長いほど、ライフスタイルの変化をより長期的に考慮する必要があるので、借入額と期間のバランスを慎重に検討しましょう。

 

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