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たまるログ

埋蔵文化財

スタッフブログ

皆様、お家造りされる際に

色々なルールや法令等がある事は

ご存知かと思いますが

埋蔵文化財

こちらはご存知でしょうか?

久しぶりにこの地域にお家造りさせて頂くので

少し書いてみたいと思います。

ちなみに

埋蔵文化財と

文化財が土地に埋蔵されている状態の総称で

略して埋文と呼ばれることもあり

一般には文化遺産保護制度における

保護の対象となっています。

そして

埋蔵文化財として扱う

法律上定義される範囲と言うのがあります

  1. おおむね中世までに属する遺跡は、原則として対象とすること。
  2. 近世に属する遺跡については、地域において必要なものを対象とすることができること。
  3. 近現代の遺跡については、地域において特に重要なものを対象とすることができること。

と言うのが埋蔵文化財として扱われる

範囲になります。

ここまでは埋蔵文化財について

書いていきましたが

ではお家造りの際は何が必要になるでしょう

埋蔵文化財包蔵地で

土の掘削(床掘や造成工事等)を

伴う工事を行なう場合は

事前に届出が必要です

埋蔵文化財包蔵地で

住宅の建築や開発工事などを行う場合は

文化財保護法の規定によって

工事着工の60日前までに

埋蔵文化財発掘の届出を行う必要があります

届出を出したあとは

文化財保護課が

発掘調査をおこない

遺跡の有無等を確認してもらえます

最後に

埋蔵文化財包蔵地で

建築工事をするからといって

必ずしも発掘調査が行われるとは限りません

市町村の文化財保護課では

埋蔵文化財包蔵地域内の位置や

建物規模によってどんな調査を行うかについては

ある程度の目途を立ててあるそうです

その中には明らかに

「慎重工事」

の指示のみが出される場所もあります

埋蔵文化財のある地域ではしっかりと

確認をして建築を進めて行きましょう

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